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英語が苦手な主婦のアメリカでの子育て奮闘記


by Bocce
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2度目の手術

5月14日(金)、2度目の手術の日です。
朝7時以降は飲食禁止で水も飲んじゃ駄目なので、早起きして軽い朝食を食べました。
術後、また動けなくなったら大変と、朝からCostcoへ買出しに。

13時、旦那と病院へ行き、まずは書類手続き。
3週間前に同じ書類を書いたのに、また書くなんて、ちょっと面倒。
今回の手術の自己負担は$244.53でした。
ってことは30分の手術でも$2445もするんだ~。

手術受付に行き、再びコの字型の部屋へ通され、手術用のガウンに着替えました。
尿検査で念のために妊娠していないことを確認し、再び大嫌いな点滴(苦)。
今回の私の手術はReexcision right breast medial marginと言うそうです。
看護婦が来るたびに、今日、どんな手術をするのか確認されるので、書いてもらって覚えました。

麻酔医が来たので、前回、なかなか麻酔から覚めなかったことを説明し、麻酔を弱くして欲しいとお願いしました。
彼は前回のことを覚えていて、「え? 規定の一番少ない量にしたんだけど。」とビックリしていました。
前回は点滴から精神安定剤を入れて、それから麻酔ガスをしたんだけど、今回は麻酔ガスのみにしようということに。

Dr. Kが来て手術の説明。
今回摘出した組織にまた癌細胞が見つかったら3度目の手術はありえるのか質問したら、結果次第だけど、正直2度目の手術ってだけでも意外なのに、3度目があったら驚きだと言われました。
3度目は全摘もありえるそうなので、どうか3度目の手術はありませんように!

15時手術予定だったけど、15時半に手術になりました。
精神安定剤を使わなかったので、麻酔ガスを吸うまで意識ははっきりしていました。
なので、今回は移動式のベッドから手術台へは自分で移動。
色々な装置を付けられて、右手を固定されて、麻酔ガスでおやすみなさい。

手術後に運ばれるリカバリー・ルームで気がついたのは16時半でした。
喉が渇いて仕方がなかったけど、リカバリー・ルームは飲食禁止なので、もらえたのは氷だけでした。
麻酔医が確認に来て、「おお、今回は大丈夫そうだね。」と言いました。
今回、意識がはっきりしている分、かなり痛い。
前回は強い痛み止めで散々な目にあったので、しばらく痛いのを我慢していたのですが、やっぱり耐え切れなくて痛み止めをお願いしました。
しかし、看護婦を呼ぼうにもか細い声しか出せないので、なかなか気付いてもらえず・・・。
左右にいたアメリカ人の患者はとても元気で、大声で看護婦とおしゃべりをしているのに、なんで私はこんな弱々しいんだろう?
点滴から痛み止め注入しましたが、それでもやっぱり刺すように痛い。
2本目を打つか聞かれましたが、しばらく様子をみることにし、でも、やっぱり痛いので2本目も打ってもらいました。
やっと痛み止めも効いてきて、そろそろ帰りたいんだけどと看護婦に言うと、「痛み止めを打った後は30分は様子を見ないと駄目なのよ」と言われたので、我慢しないでもっと早く痛み止めを打ってもらえば良かったなぁと思いました。
結局、リカバリー・ルームから出られたのは18時近く。

コの字型の部屋に戻り、旦那と対面。
今回は早く家に帰るぞと、ふらふらしながらもがんばってトイレに行ったのに、そこでも30分は様子を見ないといけないとのこと。
結局、病院を出られたのは18時半過ぎ。
帰りに薬局へ寄って、前回より弱い痛み止め(Propoxyphene)を受け取り、家に着いたのは19時。
母に梅粥を作ってもらったので、美味しく食べることもできました。
やっぱり和食はいいねぇ。

今回、2度目の手術って事で、胸はかなり変形してしまいました。
1回の手術で済んでいたら、胸が小さくなったものの見た目はそんなに悪くなかったのに・・・。
放射線治療をすると、更に変形してしまうそうです。
でも、温存できてるだけでも良かったと思わないと。
今回の痛みはかなりマシなので、痛み止めも1錠飲んだだけで、我慢できそうです。
by bocce | 2010-05-16 15:10 | 乳癌