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英語が苦手な主婦のアメリカでの子育て奮闘記


by Bocce
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学校

去年のサンクスギビング明けの11月28日から太郎は学校に通い始めました。
トイレトレーニングが完了した訳ではなくて、なかなか完了しないので近所の小規模な学校Bに行ってます。
通わせたい学校Mは自分一人でパンツの上げ下げをしてトイレができないと入学できませんが、学校Bは先生が手伝ってくれるので完璧にトレーニングが完了してなくてもOKです。
なんでこんな中途半端な時期から通わせ始めたかは、長い話になるので次回にまわします。

学校Bも学校Mもモンテッソーリ教育の学校です。
モンテッソーリ教育とはイタリアの女性医師マリア・モンッテッソーリが確立した教育法です。
本を数冊読んだだけなので詳しくはないのですが、子供の自主性を尊重して子ども自身がどの教具でどれくらい学ぶのか自分で選択できること、教具それぞれがユニークで深い意味があること、クラスが縦割りで年齢の違う子供が同じクラスにいることなどが、いいなと思いました。
私自身、押し付けられた教育が好きではなかったので、学校で要領よくいい生徒でいたけれども、勉強が楽しいって思ったことはあまりなかったです。
今なんかは歴史とか面白くてもう一度学びたいと思うけど、学生時代はただ苦痛でしたね。
自分が興味あることを学ぶのは楽しいしがんばれるし、太郎には学ぶことの楽しさみたいなのを知って欲しいと思います。
それから、一人っ子の太郎には年齢の違う子供と接する機会をつくってあげたいので、縦割りクラスなのがとてもいいと思いました。
3~6歳の子供が同じクラスにいるのですが、太郎は年上の子供達のすることを真似たり教えてもらったりしてよく面倒をみてもらっています。
来期になって太郎より下の子供が入ってきたら、自分がしてもらったように小さい子供の面倒がみれるようになるでしょう。

ちなみに、旦那は普通の学校に通わせたいみたいで、小さいうちはモンテッソーリでもいいけど、小学校からは普通の学校にしたいと言ってます。


学校は8時半からスタートで、7時半から8時半の間に子供を学校にドロップオフすることになっています。
日本は幼稚園バスとかあって、私自身幼稚園はバス通学してましたが、アメリカでは親が車で送り迎えをするので、駐車場が小さな学校はこんな風にドロップオフの時間を長めにとってたりします。
ドロップオフされた子供達は先生達が見守る中、8時半までは校庭にあるプレイグランドで遊び、先生に引率されてそれぞれの教室に行きます。
教室は3クラスあって、各クラスにティーチャーとアシスタントティーチャーがいます。
太郎のクラスの生徒数は太郎を含めて23人です。

午前のクラスは8時半から正午までで、ランチは校庭のピクニックテーブルでお弁当を食べて、1時まではプレイグランドで自由に遊びます。
午前のクラスのみの生徒は12~1時の間にピックアップになります。
太郎は午前のみなので、お弁当を持たせて1時前にはピックアップしています。

太郎は生後3ヶ月からスポーツジムの託児所に預けられていたので、マミィがいなくても結構大丈夫です。
学校に通い始めた最初の1週間は、学校に着くと私の後ろに隠れるものの、先生に手を引かれて連れて行かれてもまったく泣きませんでした。
2週目になると毎日「学校に行きたくない」と言うようになって困ってしまいましたが、それでも泣かずに学校へ行きました。
3週目半ばになると、私にバイバイも言わずに自分からプレイグランドへ走っていきました。
先生曰く、以前からいるみたいにクラスに馴染んでるそうです。

毎日「今日は学校で何したの?」と聞くのですが、答えは決まって「プレイグランドで遊んだ」です。
他にも色々してるはずなんだけど・・・。
女の子なら色々教えてくれるらしいのですが、男の子は「忘れた」とかそっけない返事しか返ってこないらしいですね。

毎朝、お弁当を作って、8時半までに太郎を食べさせて着替えさせて学校に連れて行くので、朝はものすごく忙しくなりましたが、午前中のひととき平和な時間が持てるようになりました。
これからもうちょっと頻繁にブログを更新できるかな?
by bocce | 2012-01-18 11:27 | 学校