英語が苦手な主婦のアメリカでの子育て奮闘記


by Bocce
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

ストレスと副作用

乳癌のホルモン療法でタモキシフェンを飲み続けていますが、副作用が色々でています。
一番ポピュラーな副作用のホットフラッシュはないのでありがたいですが、もう生理は2~3ヶ月に1回しか来ないし、ドライマウスや動悸もあります。
動悸に関してはMedical Oncologist(腫瘍内科医)に相談したら、念の為にCardiologist(心臓専門医)に検査してもらうことになり、心臓には異常がないことを確認しました。

でも一番厄介なのは精神的な副作用です。
気分の落ち込み、イライラ、意欲低下には本当に悩まされています。
これらは単に薬の副作用というよりも、ストレスも影響してるんだと思います。
去年の1月はイライラがものすごくて、自分の腕を包丁で切りたい強い衝動がありました。
そんな馬鹿なことをしても痛いだけだと分かっているのですが、ざっくり切ったらどんなにスッキリするだろうという衝動を抑えるのは本当に大変でした。
自分で自分を傷つけたいという衝動は生まれて初めてで、自分自身が本当に怖かったです。
ほんの些細なことがきっかけで、いつでもざっくりやってしまいそうな危うさがありました。
旦那に相談したら、びっくりして逆切れされてしまい、ちっとも助けにならないし。
旦那は後から「あんまりにも心配でどうしていいか分からなかった」と言い訳してましたが・・・。
その時は心理学者の親友に相談したりして、なんとか自分を傷つけずに乗り切りました。

大体、精神的に不安定になるのは生理が来るはずの日の1週間前くらいからです。
生理が来なかった月の方が精神的にきつい気がします。
なので、またそんな衝動が来るかもしれないと思うと、少しでも今の状況を変えて、自分のストレスを軽減させるしかないと思いました。
そこで、なんでも嫌々の2歳児・太郎から少し離れて心を落ち着ける時間をつくろうと思い、去年の2月に学校探しを始めました。

学校Mがとても気に入ったのですが、トイレトレーニングが完了しないと入学できないという壁がありました。
そこで、週2~3日ぐらい近所のチャーチスクール(教会運営の学校)に通わせて、トイレトレーニングが完了したら学校Mに転校させるという案を旦那にしたのですが、旦那から反対されました。
旦那は、学校をコロコロ変えるのは太郎の為にも良くないと言うのです。
チャーチスクールに通わせるなら、途中で転校はしないでそのままずっと通わせるか、学校Mがいいなら新学期が始まる8月末までまだ間があるから、それまでにトイレトレーニングを完了させて入学させるかどっちかだと言われました。
見学に行ったチャーチスクールはものすごく評判が良くて人気のある学校なので、定員いっぱいで8月末の新学期からしか入れないと言われました。
とてもいい学校なのですが、大量のプラスチックのおもちゃがどうしても嫌でした。
一時期通わせるのはいいのですが、ずっととなるとちょっと・・・。
どの道8月末まで入れないのなら、学校Mにしようと思い、4月からトイレトレーニングを始めました。

しかし、トイレトレーニングの本にも書いてあるように、いついつまでに完了させようと思ってトレーニングすると良くないです。
太郎にプレッシャーをかけないようにしようと思うのですが、やっぱりプレッシャーがかかっているのでしょう、トレーニングは難航して未だにうまくいってません。

結局、新学期には間に合わず、私は気分の落ち込み、イライラに加えて、意欲低下がみられるようになってきました。
とにかく何もしたくなくて、1日中布団をかぶっていたい気分です。
太郎はものすごく元気がいい子なので、1日中家に閉じ込めておくと大変なことになるので、外出したくなくても公園に連れて行く日々。
段々、夕飯さえ作れなくなってきて、頻繁に旦那にテイクアウトを頼むようになってきました。
本当にやる気がなくて、太郎の栄養管理すらもずぼらになり、ジャムサンドとかマカロニチーズとかジャンクなものばかりあげるようになりました。
このままだと、家族全員の健康が脅かされてしまう・・・。

11月にMedical Oncologist(腫瘍内科医)に相談して、カウンセラーを紹介してもらいました。
カウンセリングを受けるのは生まれて初めてで、受けようと思うまで時間がかかってしまいましたが、もう他に方法が見つからなくて。
カウンセリングは30分程度だったのですが、カウンセラーの人を見抜く力はすごいなって思いました。
カウンセラーは「あなたは計画を立てて計画通りに実行したい人なのに、この数年あまりにも計画通りにいかないこと(海外生活、妊娠、育児、乳癌、トイレトレーニング)が続いてしまって疲労しきってしまったのね。薬でちょっと元気をもらって、トイレトレーニングを乗り切って子供が学校へ行き始めたら大丈夫よ。うつ病まではいってないわ。」と言いい、薬が処方されました。
この薬、アンフェタミンという覚醒剤で、アメリカではポピュラーな薬ですが日本では違法な薬で、スマートドラックといわれて若者が闇で売買するような薬です。
旦那はカウンセラーと話す程度だと思っていたのにこんな薬を処方されてびっくりしてしまいました。
中毒になると困るので、出来るだけ飲まないで欲しいと言いました。
普段は薬嫌いな私ですが、この頃の意欲低下は深刻で、飲んで解決できるならいっそ飲んでしまおうかと思った程です。
でも、一方で薬に依存するようになるのも恐れていました。
いつのも自分なら薬に依存しない自信はあるのですが、ここまで精神的に弱ってしまうとそんな自信はありません。
旦那と薬を飲まない為にはどうすればいいのかを話し合い、やっと太郎を別の学校に一時期だけ通わせることになったのです。
旦那は学校Bが気に入らないのですが、一時期だけだからとなんとか納得させてるようです。

そんな訳で、太郎は中途半端な時期から学校に通い始めましたが、毎日元気に通っているし、私も自分の時間が持てて、精神的に落ち着いてきました。
ま、こんなブログを書けること自体落ち着いた証拠でしょうね。
本当にやばい時はなかなかこんな風に打ち明けられないものです。
普段はすましている私のダークな部分を知ってびっくりした友達も多いかな?
結構一人で抱え込んでしまうので、そういう悪い面は出来るだけ少なくしていこうと思います。
妹曰く、そういう性格だから癌になるんだそうです。
色々相談に乗ってくれた心理学者の親友と妹にはとっても感謝しています。
ありがとう。
[PR]
by bocce | 2012-01-24 12:41 | 乳癌