MRI検査結果
2010年 04月 30日
4月21日(水)、MRIの結果を聞きに行きました。
結果は左右の胸に新しい腫瘍はみつからなかったとのこと。
乳房温存手術(Lumpectomy)希望だったのでホッとしましたが、Dr. Kの説明を聞いているうちに迷いが生じました。
乳房温存は最悪の場合、切除した場所がくぼんで、乳首が内側に向いてしまうこともあると言うのです。
馬鹿な話ですが、私はその時まで手術で自分の胸が変形してしまうなんて考えてもいなかったのです。
今は乳房再建の技術も発達し、乳房切除術(Mastectomy)と同時再建も出来るし、特に小さな子供のいる母親の場合は再発したくないからと乳房切除を希望する人もいると説明を受けました。
ただし、切除で再発を免れるのは乳癌のみで、他への転移は防げません。
温存すれば6週間の放射線治療は必須で、それにより皮膚がダメージを受けるので、後からやっぱり切除したいと言うことになったら、お腹の皮膚を胸に移植する大掛かりな手術になるそうです。
それでも、やっぱり温存でお願いしました。
Dr. Kも私のケースは温存を薦めると言ってくれましたし。
しかし、再発を防ぐ為に両胸の切除を希望するアメリカ人女性は、本当に強いなぁと思いました。
乳房温存手術と決まったら、Dr. Kが「金曜に手術のキャンセルが出て空きがあるから金曜にやりましょう。」と言いました。
え?金曜って2日後の???
でも、それを逃すと次は5月11日まで空きがないというのです。
セカンドオピニオンも聞かずに急いで手術することに少し迷いましたが、乳癌の中では比較的シンプルな手術であること、Dr. Kが信頼できそうな医師であること、あと2週間以上も待つのは精神的にもきついことから決めてしまいました。
乳癌は手術してみないと分からないことが多いのです。
病期(ステージ)もリンパ節への転移も腫瘍の正確な大きさも今後の治療法も、手術してからじゃないと分かりません。
アメリカの医療は細かく専門が分かれています。
Dr. Kは外科医(Surgeon)で生検や手術を行いますが、その後の治療は癌専門医(Oncologist)が行います。
Dr. Kが紹介してくれた癌専門医Dr. Mは、たまたま旦那の会社の同僚の奥さん(乳癌)の医師で、とてもお薦めだと言われました。
人気のある医師のようで、私の予約は5月3日でしたが、Dr. Kが電話してクレームをつけ、手術の前日に予約をとりつけてくれました。
このDr. Kの行動力は気に入った点のひとつです。
セカンドオピニオンを聞く時間がなかったので、Dr. Mにセカンドオピニオン的なことを質問したら、Dr. Kの言っていることは正しいし彼女は腕のいい外科医だと言っていました。
Dr. Kに会ったのはStereotactic Biopsy(多分日本語ではマンモトーム生検)の時と乳癌告知の時と今回の3回のみ。
日本の乳癌のサイトはとにかく医師との信頼関係を築けと書いてあるけど、築く前にもう手術だよ・・・。
とにかくDr. Kを信じて手術を受けるしかありません。
結果は左右の胸に新しい腫瘍はみつからなかったとのこと。
乳房温存手術(Lumpectomy)希望だったのでホッとしましたが、Dr. Kの説明を聞いているうちに迷いが生じました。
乳房温存は最悪の場合、切除した場所がくぼんで、乳首が内側に向いてしまうこともあると言うのです。
馬鹿な話ですが、私はその時まで手術で自分の胸が変形してしまうなんて考えてもいなかったのです。
今は乳房再建の技術も発達し、乳房切除術(Mastectomy)と同時再建も出来るし、特に小さな子供のいる母親の場合は再発したくないからと乳房切除を希望する人もいると説明を受けました。
ただし、切除で再発を免れるのは乳癌のみで、他への転移は防げません。
温存すれば6週間の放射線治療は必須で、それにより皮膚がダメージを受けるので、後からやっぱり切除したいと言うことになったら、お腹の皮膚を胸に移植する大掛かりな手術になるそうです。
それでも、やっぱり温存でお願いしました。
Dr. Kも私のケースは温存を薦めると言ってくれましたし。
しかし、再発を防ぐ為に両胸の切除を希望するアメリカ人女性は、本当に強いなぁと思いました。
乳房温存手術と決まったら、Dr. Kが「金曜に手術のキャンセルが出て空きがあるから金曜にやりましょう。」と言いました。
え?金曜って2日後の???
でも、それを逃すと次は5月11日まで空きがないというのです。
セカンドオピニオンも聞かずに急いで手術することに少し迷いましたが、乳癌の中では比較的シンプルな手術であること、Dr. Kが信頼できそうな医師であること、あと2週間以上も待つのは精神的にもきついことから決めてしまいました。
乳癌は手術してみないと分からないことが多いのです。
病期(ステージ)もリンパ節への転移も腫瘍の正確な大きさも今後の治療法も、手術してからじゃないと分かりません。
アメリカの医療は細かく専門が分かれています。
Dr. Kは外科医(Surgeon)で生検や手術を行いますが、その後の治療は癌専門医(Oncologist)が行います。
Dr. Kが紹介してくれた癌専門医Dr. Mは、たまたま旦那の会社の同僚の奥さん(乳癌)の医師で、とてもお薦めだと言われました。
人気のある医師のようで、私の予約は5月3日でしたが、Dr. Kが電話してクレームをつけ、手術の前日に予約をとりつけてくれました。
このDr. Kの行動力は気に入った点のひとつです。
セカンドオピニオンを聞く時間がなかったので、Dr. Mにセカンドオピニオン的なことを質問したら、Dr. Kの言っていることは正しいし彼女は腕のいい外科医だと言っていました。
Dr. Kに会ったのはStereotactic Biopsy(多分日本語ではマンモトーム生検)の時と乳癌告知の時と今回の3回のみ。
日本の乳癌のサイトはとにかく医師との信頼関係を築けと書いてあるけど、築く前にもう手術だよ・・・。
とにかくDr. Kを信じて手術を受けるしかありません。
by bocce
| 2010-04-30 23:49
| 乳癌